Valueクジで社内コミュニティを活性化
| 業種・業態 | オンラインコミュニティの企画・開発・提供を行うSaaS企業(社内コミュニティ運用) |
|---|---|
| 目的 | 社内コミュニティの活性化/称賛体験の定着/Value(行動指標)への接触頻度向上 |
| 実行施策 | 社内コミュニティ「Marble」内で、毎日1回引けるクジを運用(結果でValue提示+参加賞ポイント) |
| 効果 | コミュニティユーザーの約75〜85%が日次参加、当たり報告が投稿の入口に(参加が習慣化) |
| 広告主 | コミューン株式会社 |
Slackだけでは生まれにくい「雑談・交流」を、日次の参加体験で増やす。
コミューン様は社内コミュニティ「Marble」を、業務連絡とは別に人となりが伝わる交流の場として運用しています。
そこで、コミュニティ内の参加や投稿のきっかけを増やすために、「クロワッサン」のガチャ機能を活用した施策を導入しました。
クジの結果として毎日「今日の行動指標(Value)」に触れる導線をつくり、当たりが出た際の報告投稿が会話の入口になるよう設計しています。
インタビュー協力
企業名:コミューン株式会社
担当者名:塚本 ひかり 様(人事部門長)/塩田 麻衣子 様(運営担当)
社内コミュニティ:Marble(マーブル)
公式サイト:https://communeinc.com/ja
導入背景:
コミューン株式会社様では、業務連絡はSlackで行う一方、それだけでは社員同士の相互理解や日常的なコミュニケーションを育てにくいという課題がありました。
そこで、業務とは別に人となりが伝わる場として社内コミュニティ「Marble」を独自に運用、社員や業務委託が参加しています。
また社内向けのため、ログインは日々のルーティンとして定着しており、ログイン率が高いこと自体は前提。
今回の取り組みでは「ログイン数」ではなく、ログイン後に参加や投稿が生まれるかを重視して施策を設計しました。
活用の全体像:
1)「毎日1回」の参加で、交流の入口をつくる
Marble内にデイリーで引けるクジを設置。
日々の参加を促しつつ、当たりが出たときに「報告したくなる」体験をつくることで、コミュニティ内の会話が生まれやすい導線にしています。
2)Value(行動指標)を「毎日触れる体験」にし、参加賞ポイントで参加を後押し
クジの結果として、複数あるValueの中から「今日の行動指標」が表示される設計にすることで、日々のコミュニティ参加がそのままValueへの接触機会になります。
社員からは「今ちょうど悩んでいたことと一致した」といった声も上がっており、日常の中でValueを自分ごと化しやすい導線になっています。
また参加のハードルを下げるため、クジを引くと参加賞として一律5ポイントを付与。
当たりが出た場合は500ポイントを付与し、当選報告(スクリーンショット投稿)を促すことで投稿のきっかけにもつなげています。
ポイントはMarbleのランク制度に反映され、上位者は半期に一度表彰・景品授与の対象になるため、参加が続く動機づけにもなっています。
3)日常施策として続けるために、運用負荷を最小化
日次施策は継続することで効果が出やすいため、運用が重くならない設計も重視しました。
運用チーム(人事・CS・コミュニティマネジャーエンジニア有志など)で分担しながら、無理なく回る体制を整えています。

API連携で「運用が続く」状態に(クジ→ポイント付与の自動化)
ポイント付与はAPI連携により自動化し、日次施策を〈手作業が増えて続かない状態にしないこと〉を重視しました。
通常のポイント付与は自動で回しつつ、500ポイントの付与のみ例外的に手動対応とすることで、運用工数は週5分程度に抑えています。
またエンジニア観点では、
1.柔軟なパラメーター設計
2.リアルタイム連携の拡張性
3.認証情報を事前管理できるセキュリティ設計
が評価ポイントとして挙がりました。
一方で、トラブル発生時の切り分けには一定の工数が発生し得るため、事前にエラーログの参照方法を確認。
サポートと自社エンジニアが連携して対応できる体制を整えることが有効でした。
◆ユーザーの約8割が参加:日次施策の成果
- コミュニティユーザーの約75〜85%がクジに参加し、日次参加が習慣化
- 月間のクジ実施回数は合計1,365回、実行ユーザー(ユニークユーザー数)は227名
- 1人あたりで見ると月1〜2回ペースで自然に参加が回っている状態
◆社内評価
- 社内の反応:「今ちょうど悩んでいたことと一致した」など、日々の気づきにつながる声が上がっています。
- 運用側の実感:当たりが出たユーザーの「当選報告投稿」が増えたことで、投稿経験が少ないユーザーでも発信しやすくなり、初投稿のハードルが下がったという手応えがありました。
- 運用体制:人事・CS・コミュニティマネジャー・エンジニア有志などの体制で、システム設定と現場運用を分担。加えてコミューン様は、エンドクライアントに対してもオンラインクジ施策(ログインボーナス等)の導入を提案している立場です。
「クロワッサン」を提案する立場として、自社でも実装・体験し、顧客提案の解像度を高める狙いもありました。 - Value浸透の実感:クジをきっかけにValue(行動指標)への接触が増え、社内の会話でもValueが言語として使われる場面が出てきました。
◆想定外の効果
当たり報告が投稿の入口になったことで、これまで発信が少なかったユーザーも参加しやすくなり、コミュニティ内の会話のきっかけが増えました。
結果として、称賛や相互理解のコミュニケーションが起こりやすい土台づくりにもつながっています。
今後の展望:
参加が習慣化する一方で「慣れ(飽き)」が起きやすくなるため、コミューン株式会社様では体験の鮮度を保つためのバリエーション追加を検討しています。
具体的には、社内イベントと連動した限定クジや季節・テーマに合わせた演出変更、さらにクイズ形式など参加したくなる理由を増やすコンテンツ展開を構想。
Valueクジを軸に、投稿・会話が生まれるきっかけを継続的に作っていく方針です。
まとめ:
コミューン株式会社様にとって、「クロワッサン」は今や「社内コミュニティで参加と投稿を生む、日次のきっかけ装置」。
クジの結果でValue(行動指標)に毎日触れられる導線と、当たり報告を起点にした投稿設計によって、コミュニティ内の交流を自然に増やしています。
- コミュニティユーザーの約75〜85%が参加し、日次参加が習慣化
- 月間合計1,365回実行・ユニーク227名が参加(参加の厚みが出ている)
- 当たり報告が初投稿の入口となり、〈見る専〉から〈参加〉へ移るきっかけに
- ポイント(サブポイント)付与の自動化により、日常施策として継続しやすい運用設計を実現
- 社名・学校名
- コミューン株式会社
- 所在地
- 東京都品川区東五反田5丁目22−33TK池田山ビル3F
- 事業概要
- 「信頼起点経営」を社会実装する事業の展開、コミュニティサクセスプラットフォーム「Commune」の開発・提供