ガチャ

「来場者にさりげないエンタメを」

業種・業態	クラウドコミュニケーション／ビデオ会議プラットフォーム
目的	来場者体験の向上／イベント会場での参加型アクティビティ導入／運営の効率化
実行施策	ZVC JAPAN株式会社（Zoom Communications, Inc.）が主催するオフラインイベント「Zoomtopia On the Road Japan」にて、来場者限定のデジタル抽選体験として、on the bakeryの「クロワッサン」を採用。紙コップに印刷されたQRコードから参加できる「ZOOM × クロワッサン特別ガチャ」を展開し、来場者がスマートフォンひとつで楽しめる参加型体験を実現しました。
効果	配布物を起点に自然な導線を形成。「手に取った瞬間に始まる体験」により、来場者満足度・ブース滞在率が大幅に向上。
広告主	ZVC JAPAN株式会社（Zoom Communications, Inc.）

最近では、イベントや販促の現場で
「ステッカーやカードの裏にQRコードを仕込み、ガチャや診断に誘導する」
アナログ×デジタル導線が注目されています。

Zoom様のイベントでは、その手法を紙コップに応用。
来場者がドリンクを受け取ったその瞬間に、QRを読み込んでガチャを回せる仕掛けを採用しました。

「配るだけで終わらない」設計により、自然に参加が生まれると同時に、
スタッフ負担を減らしながら、体験価値を最大化することに成功しました。

インタビュー協力

企業名：ZVC JAPAN株式会社（Zoom Communications, Inc.）
担当者名：グロースマーケット営業本部アカウントマネージャー佐藤伸介様
公式サイト：https://click.zoom.com/jp-zt-on-the-road

導入背景：

毎年多くのZoomユーザーが参加する「Zoomtopia On the Road Japan」。
来場者層が幅広く、誰もが直感的に参加できる体験型コンテンツが求められていました。

佐藤様は、
「せっかくのイベントだからこそ、参加者に『ワクワク感』を届けたい。
そして同時に、運営側の準備・集計負担を減らせる形にしたかったんです。」
と振り返ります。

その課題を解決する施策として選ばれたのが、
ノーコードでデジタル抽選が作成できるツール「クロワッサン」でした。
スマートフォン1つで完結する仕組みが、イベントのコンセプトと親和性の高い体験設計を実現しました。

活用の全体像

ガチャタイトル：「ZOOM × クロワッサン特別ガチャ」
抽選設定：上限1,000回／当選確率10％（当たり＝イベント限定バッグ）
配布形式：紙コップの側面にQRコードを印刷し、ドリンク提供と同時に配布。

QRを読み取った来場者は、スマホで「👉 ガチャを回す」ボタンをタップするだけ。
結果がその場で表示され、当選者には即時ノベルティをプレゼント。
ハズレの方にも「クロワッサン紹介ページ」へのリンクを設置し、体験を継続できる構成にしました。

成果と運営の工夫：「体験×効率」の両立

数値的成果：

体験率約30％（1,000名中約300名がガチャを利用）
当選確率10％設定で在庫ロスゼロ
平均操作時間30秒、スタッフ誘導ほぼ不要

佐藤様コメント：

「紙コップにQRを印刷するだけで、会場全体が自然に動き出しました。
『これ何？』という会話から笑顔が生まれ、スタッフも楽しみながら運営できました。」

また、紙ベースの抽選と異なり、集計・在庫管理が完全にデジタル化。
「当選数の管理もシステムで自動化されていたので、イベント後の報告もスムーズでした。」と語ります。

想定外の効果：

QRを通じた体験共有がSNSや会話を生み出した
当たりを引いた瞬間のリアクションで、会場が一気に盛り上がる
ブース滞在時間の延長、スタッフとのコミュニケーション促進

今後の展望：

佐藤様は今回の結果を受けて、今後のリアルイベントでも
「遊び×デジタル導線」を活かした参加体験づくりを検討していると話します。
「ビンゴなどの定番イベントも、ガチャ形式に変えるだけで驚くほど新鮮になる。
『遊びながらブランドを体験できる場づくり』は、今後のイベントのスタンダードになると思います。」