ファン心理を動かす「完売をつくる運営設計」とは
| 業種・業態 | エンタメ/アイドルプロデュース |
|---|---|
| 目的 | ライブ連動ガチャによるファン参加型収益モデルの確立 |
| 実行施策 | クロワッサン課金ガチャ+オペレーション設計 |
| 効果 | 機能開発なしで「10連購入特典」「ラストワン賞」を実現 |
株式会社KIRINZ(キリンジ)は、アイドルグループ 「MightyParfait」 の11月開催ライブに合わせ、クロワッサンの課金ガチャを活用したオンライン施策を企画。
特別な機能を追加することなく、10連購入特典やラストワン賞といった販売設計を運営オペレーションで再現しました。
「楽しみながら応援できる仕組み」をテーマに、ファン心理を徹底的に読み解いた完売をつくる運営設計に挑戦しています。
導入背景:「参加意欲を高める導線設計」を模索
ライブの熱量をデジタルでも再現するにはどうすればよいか。
KIRINZは、出演グループのファンが「楽しみながら推しを応援できる」仕組みを模索していました。
従来の物販では購入単価や完売率に限界があり、デジタル上で参加意欲を高める導線設計が求められていたといいます。
活用の全体像:運営設計で成立させた仕組み
クロワッサンの課金ガチャ機能をベースに、Stripe決済を用いたオンライン販売を設計。
ガチャ自体は1回1,100円(税・送料込)で販売し、ファンが安心して繰り返し購入できる導線を構築しました。
特筆すべきは、「特別な機能を追加せず、運営設計で仕組みを成立させた」点です。
事務所担当者はこう語ります。
「どうすればファンが楽しく、自然に複数回引きたくなるかを最初に考えました。
その答えが、10連購入特典とラストワン賞という2つの仕掛けでした。」
成果と更新理由:「完売をつくる設計」


代表的な取り組み内容は以下の通りです。
数値的成果(予定):
- 販売数:500口(上限設定)
- 販売期間:2025年11月1日〜11月30日
- 単価:1回1,100円(税別・送料込)
→ ファンの遊びながら応援したい心理を刺激する設計で、完売を目指した取り組みが進行中。
運営設計①:オペレーションで実現した「10連購入特典」

クロワッサンには連続購入自動特典機能は存在しません。
しかし、決済履歴の連続回数を照合し、
10回連続購入者へ自動的にクリアファイルを発送する仕組みを構築しています。
まとめ買いを自然に促す仕掛けとして機能し、購買単価の向上を狙っています。
運営設計②:最後まで盛り上げる「ラストワン賞」

最後の1口が購入された瞬間、販売終了。
その最後の購入者に対し、「集合アクスタ」をプレゼント
Stripeの決済データをもとに公平に判定し、
結果は発送をもって発表とする形で、透明性とワクワク感を両立しました
「ガチャが終わる瞬間までファンに楽しんでもらう。
そう思って設計したのがラストワン賞です。」(事務所担当者)
デザインカスタマイズ機能でLP化
クロワッサンのカスタムデザイン機能を活用し、LP風のトップページを制作。
ライブビジュアルや新衣装カットを用いた世界観設計により、
リアル×デジタルが融合した高品質な販売ページを短期間で実装しました。
外部LPを発注せず、クロワッサン内でデザイン完結。
制作コスト・期間の双方を大幅に削減しています。
想定外の効果
- SNS上で「ラストワン狙い」が話題化する可能性
- オンライン販売でも応援熱が可視化され、ファン間の共有が加速
- 本モデルを他グループにも展開できる再現性の高さが評価
今後の展望
KIRINZでは、今後も推し活と販売の融合をテーマに、生誕祭ガチャ・周年イベントガチャなどへの応用を予定。
「仕組みの自由度」と「ファン体験の設計力」を軸に、
クロワッサンを用いたエンタメ販売の新スタンダードを築いていく構想です。
まとめ
KIRINZ様にとって、クロワッサンは今や「発想次第で自由に形を変えられる販売プラットフォーム」。
- 機能を拡張せずに10連、ラストワンを再現
- 運営設計で購買単価とファン満足を両立
- デザインLP化で制作コストを削減
- ファン心理を捉えた販売モデルを確立
▶貴社でも、「完売をつくる設計」に、クロワッサンを取り入れてみませんか?
ご相談、デモ依頼はサービスサイト内のお問い合わせフォームからお申し付けください。
- 社名・学校名
- 株式会社KIRINZ(キリンジ)
- 所在地
- 〒153-0061 東京都目黒区中目黒1-8-8 目黒F2ビルディング1F
- 公式サイト
- http://kirinz.tokyo/
- 事業概要
- エンタメ/アイドルプロデュース